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日本とアジアの関係を論述するヒント

このページの管理者『マニア@AO入試指導』です。こんにちは。今日は食べすぎちゃったかもしれません。。。

今回も独自の視点で頑張る受験生と保護者の役に立つ効果的で偏差値の上がるAO入試トレーニングを書き綴ります。

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小論文を書かなければならない場面は様々あります。例えば大学の入学試験や就職試験などでは、しばしば生(ナマ)の現実に横たわる未解決の問題が出題されます。そういう問題に対して客観的な事実を把握して分析して見せることも価値ある労作業ですが、特に入学試験や就職試験の論文では、受験者の知識や認識だけでなく、考え方や価値観の傾向性といったその人なりの内的世界を知る手がかりとして、その人がどこまで現実の自分の実感を踏まえた考察が出来ているかが関心の的になりがちです。

このページではテーマ「日本とアジアの関係」を探求するコツをご紹介します。

現在の日本がアジア諸国とのつながりが希薄だと考えるのであればその理由について、もう少し詳しく考えてみる必要があると思います。戦時中の日本がアジア諸国を植民地として支配してきたことが日本とアジア諸国間との関係にどのような影響をもたらしてきたのでしょうか。たしかに、日本と中国との間の国交が復活してからまだ数十年しか経っていませんし、韓国で日本語の歌を放送したり人前で歌ったりすることが解禁されたのもつい最近のことだということを考えると、まだ日本とアジアとの結びつきはそう強くないのかもしれません。しかし、最近の日本と中国や韓国との関係についてはいかがでしょう? 物資の輸出入などの市場経済的な視点から見ると、日米間とそれほど差がないようにも思えますね。また、戦後の日本が欧米諸国をモデルとして復興を遂げたとしても、アジア諸国から輸入した原材料を加工し、海外へ輸出きたことで実現できたとも言えるのではないでしょうか。安価な労働力をアジア近隣諸国へ求めた日本企業の思惑にまで視野を広げて、考えてください。どうして「日本人がアジアにもっと目を向けなければならない」のか、詳しく考えてみましょう。日本がアジアの一員であるという意識が薄いとどのような問題が起こるのでしょうか。欧米中心的な考えが、日本やアジア、そして世界全体にどのような影響をもたらすのか、最近の世界情勢から考えてみるのも良いと思います。そうした上で、「日本人がよりアジアに目を向ける」とは、具体的にどういうことなのか考えてみてください。国と国の問題ですから、大上段で考えがちですが、あなた自身ならどういうことをするかと、身近な視点で考えてみましょう。そうすることで、「日本人がよりアジアに目をむけること」が、どのような問題をどのように解決していくのかを詳しく説明できます。

入試小論文では与えらたテーマについて自分の意見を主張することやデータから傾向を読み取ることや内容を要約することなど、様々な側面から受験生の実力を判断しようとします。日頃の問題意識の持ち方や考え方が小論文入試対策には欠かせません。

今回お伝えしたお話はまだまだAO入試に関してのほんの入り口に過ぎません。当ブログでは失敗しようがないAO入試の自宅入試対策の言ってはいけないその一言を合格したい受験生の方にお届けしていきます。いつでも当サイトにお越しくださいね。

次回も『塾長@進学指導』のオリジナルのネタを楽しみにしてくださいね♪♪

それではまた!!!

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