科学者の重責の重要攻略点|面接対策をバックアップ
こんばんは。もうひと頑張りです。
まず第一に分析メモの段階で、可能な限り多岐に渡る項目を提出し、論述への可能性を高めることを目標とします。それができるようになったら、そこから次の段階、論述へ移る前のアウトライン作成の段階について考慮してみましょう。
大学受験をスタートする準備として保護者同伴の説明会に参加してはいかがでしょうか。実際に訪れた大学から感じることは、紙面では実感できないあなただけの感想をもてることでしょう。
実際の自分はどうなのか。歩いている自分、食べている自分、考えている自分・・・。はたまた自分にとっての歩く行為、自分にとっての道、自分にとっての食べる行為、自分にとっての食物、自分にとっての考える行為、自分にとってのその考え・・・。このように、無意識的な行為から自分をはがして少し離れたところから客観的に眺めてみることを「メタ」といいます。 客観的に視ることは重要ですが、「あなた」を知るための論述と、「何らかの真実」を究明するための論述とでは、このように『自分を引き離すか否か』という重大な違いがあるわけですね。
このページではテーマ「科学者の重責」を考える視点をご紹介します。
科学者は、新たな技術や物質を見出し、人の役に立つことを実証し、そして広く世間に広めて多くの人の助けとなるそれぞれの段階に関わっているとされています。そして、科学者だけではなく、彼らを含む大きな組織、構造によって様々な手順が進められ、またその構造の中には、全体として機能するためにそれぞれの役割と責任について不明瞭な部分があり、そのもたれあった構造のために、その技術や物質についての欠点や危険性を修正する能力に乏しい傾向があります。薬害エイズや水俣病といった実例をあげていく中で、科学者(多くは大学の研究者となりますが)と行政、そして企業という三社のもたれあった体質に注目しましょう。薬害などに関する修正機能、自己浄化機能が乏しいのは、この構造的な要因が大きいのではないか、という提言がなされていますが、では具体的にはそれぞれがどの範囲まで責任を持ち、関わっていくべきなのか、その点を詳しく検証してみなければなりません。あなたの分析メモにおいては、科学者の行為それぞれを細かく分析していきましょう。そしてそれぞれの考えられる動機や背景についても詳しく想定していけるでしょう。注意するべき点はただ、「構造的な問題」についての配慮が不十分であると、すべての責任を科学者が負い、その自浄作用を科学者のモラルによって・・・という論点に傾きすぎる恐れがあります。おそらくは三者の利害が絡み合った構造的な問題も考慮しなければならないのではないでしょうか。それぞれの立場を踏まえて、どの範囲までが科学者が主導するフィールドなのか確認が必要です。
補足すると、入試小論文対策のみに注意を払うだけでは不十分です。自己推薦書についてもしっかりと準備しておく必要があります。
AO入試は非常に奥が深いと思っています。
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今日は『合格術師@AO入試』の記事に最後までお付き合い頂きたいへん感謝しています。次回またお会いできることを楽しみにしています。
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